値引きについて
基本的に優良メーカーは見積りの価格を、経費10%に自社利益5%~8%の合計15%位を
余裕見積り金として考えています。
つまり、15%~18%は値引き交渉しても下がることはあります。
統計でいうと値引きをすればするほど工事の質は下がります
例えば 下請け業者に依頼してる会社であれば、もちろん下請け業者にしわ寄せが行きます
下請け業者は値段を合わせるために 何処かで調整しなければなりません
自社施工の会社であれば 材料を安価な物にしたりと 無意識のうちに工事の質が下がってしまうことが
多いようです。
最初の提示された価格からの 大きな値引きをしてくる業者は、正直やめといた方がいいでしょう。
色の選び方 (色の錯覚現象)
小さな見本帳で色を選んだ場合、実際に塗ってみると期待していたものとはかなり違う色に
見えたりすることはよくあることです。
色を小さな面積で決めてしまうと、大きな面積になった時、明るさや色味みに差が生じ、
気に入らないまま我慢することになりかねません。
明るい色は小さな面積で見た場合に比べ、大きな面積になると、いっそう明るい色に見えます。
有彩色では色味もやや増したように感じます。
一方暗い色は小さな面積で見た場合に比べ、面積が大きくなるにしたがって、
いっそう暗い色に見えてきます。
有彩色では彩度もやや低くなったように見えます。
このように明るさや色味に差がでるだけでなく、イメージも変化して見える現象を
色の面積効果と読んでいます。
国によっては面積効果によるトラブルを避けるために、色見本の大きさの基準を決めているほど、
私たちの生活に深くか関わりを持っている現象です。