1.調色とは

 調色は、一般には「色合わせ」と呼ばれ、指定された色彩の塗料を作る作業である。まず、少量で予備調色し、次に指定量となるように増量する。作業手順は以下に示す①~③に要約でき、作業が進められる。

 ①塗料の原色のうちから、使用するものを選択する。

 ②この原色の少量を適宜調合して、指定された色彩の塗料を作り出す。

 ③要求された量になるように、原色の割合を変えることなく増量する。

 調色をするためには、見本色の確認をする(見本色は、一般に、塗装された現物や塗り板、色見本帳やマンセル記号で提示される)ことと、指定された塗料から使用できると思われる原色の塗料を選択することが重要な作業である。調色作業は、趣味や嗜好で絵をかくのとは異なり、あくまでも生産行為であるから、ただ単に色合いのみを合わせればよいのではなく、むり、むだ、むらのない作業が要求される。

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