工程に関する要素は、”いつ””何を””どれだけ”行うかということである。材料の確保や入手の時期、労務者を何人、何の工事に、何日間使うとか、いかなる工事をいつから始めていつまでに終わらせるかといった、工事の順序とそれに要する施工時間との関係を工程表に表わして、工事の進行予定を定める。
工程の計画にあたっては、技術的な条件、予算や資金との関係、関連職種の工程、さらに工事の時期や気象条件などについての調査結果を十分検討しておく必要もある。
工程表には、工事の始まりと終了の時期と工事数量を明記し、さらに材料の注文日と納入予定日、必要な図面の希望受取り日なども記入しておくとよい。
気候や天候などによる季節的な注意や休業時間などを表示しておくことも大切である。