11 防水形複層塗材の塗装

 防水形複層塗材の代表が防水形合成樹脂エマルション系複層仕上塗材(防水形複層塗材E)で、下塗り(シーラー)・中塗り(主材)・上塗り(仕上げ材)で構成されている。

 ポイントは主材で、この層が防水層になる。施工にあたっては、主材を規定通りの塗付け量で塗装することが重要になる。

 なお、ひび割れの発生しやすい開口部周りなどは主剤を増し塗りするとよい。

 仕上げ材は耐久性に応じて、アクリル樹脂タイプ・ウレタン樹脂タイプ・シリコンアクリル樹脂タイプ・ふっ素樹脂タイプなどがあり、これらから選択する。

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