2 アルミニウムペイントの塗装

 塗装の対象は金属で、大部分多鉄部である。次が亜鉛めっき部で軽金属は少ない。塗装後乾燥する過程でアルミ粉が塗膜の上面に浮いて、不透気性の層を形成すると考えれている。塗料の性質上、材料が軽いため、あまりはけさばきを大きくすると飛散したり塗膜が薄くなるので注意したい。また、亜鉛めっき部は塗料の付着性が悪いので、エッチングプライマーで処理し、鉛酸カルシウムさび止めペイントを塗装する。現在はさび止めを兼ね、変性エポキシさび止めプライマーを使用することが多い。

 現在は既調合タイプが主流で、アルミ粉又は、アルミペーストと油ワニスとが別々になったセパレーツタイプはほとんど使用されていない。

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