2.塗料の構成と分類

 塗料は多様な原料から出来ています。

 塗膜になる成分(固形分)は主要素である樹脂と、塗膜に色彩を与える着色顔料や金属をさびから護る防錆顔料などの顔料からできています。

 このほかに、塗料や塗膜の性能を向上させるための副要素(添加剤)が配合されています。

 塗膜にならない成分(揮発分)は塗料に流動性を与え、塗りやすくします。

 最近はVOC対策や省資源などから、従来型の溶剤塗料から水系塗料、無溶剤塗料、低溶剤塗料、粉体塗料などに変わりつつあります。

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